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カントリー・ボーイ・イン・ニュー・オーリンズ |
ひたすらアコースティックギター一本で歌いまくる。だがその内容はあからさまにブルースソング。フォークソングではなく、明確に意思の強いブルースソングをギター1本での世界だ。
ギターの弾きこなしが本当にすごく、その音だけでも説得されてしまいそうな勢いの中で歌が歌われていく。お手軽ご気楽とかいう世界では全くない、まさしくブルースの世界がここにある。ギターのソロなどよりもひたすらの魂をこめてのギターたたきまくる感じが妙に説得力を産み、目の前で真剣に歌われているような感覚に襲われてしまうすごい弾き語りがここにある。
とにかくはギター一本でどこまでいけるか的な迫力に押されてしまうのだ。ハープがあるわけでもなく、歌とギターだけ。歌の隅々まできれいに歌いかけられる感触がなんとも言えない雰囲気の中進んでいくのだ。大傑作というような表現は全く似合わない。見事な説得力を持った歌とギターだとしかいいようがないし凄さがここには存在している。現実に彼に本気で若かったころの作品らしく、本当に力強い歌と、ギターの音は魂の髄までに食い込んできそうな感じだ。大満足のカントリーブルースだ。だけど感触は音楽のジャンルの壁をっ飛び越えてきそうな瞬間すらあるすごいものだ。いやあ、参りました。
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曲目 |
1.CONTRY BOY DAWN IN NEW ORLEANS
2.MAMA DON'T YOU TEAR MY CLOTHES
3.I'VE HAD MY FUN
4.BOTTLE UP AND GO
5.GIVE ME THE GOOD OLD BOXCAR
6.WALKING BLUES
7.POSSUM UP A SIMMON TREE
8.THAT'S ALL RIGHT
9.VEAL CHOP AND PORK CHOP
10.DOWN BY THE RIVERSIDE
11.MODEL T AND THE TRAIN
12.JACK O'DIAMONDS
13.DEATH VALLEY BLUES
14.ROCK ME MAMA
15.JOHN HENRY
16.LOCOMOTIVE TRAIN
17.I HAD A LITTLE WOMAN
18.ROCK ME MAMA
19.MAILMAN PASSED
20.GOING BACK TO NEW ORLEANS
21.MARDI GRAS MAMBO
22BOTTLE UP & GO
23..THIS TRAIN
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